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蠅の王すげえ 

さおりさんに教わって日本から出る当日に買った。
今年一番やばかった。もれなくおすすめです。

蠅の王 (集英社文庫)

蠅の王 (集英社文庫)

著者:ウィリアム・ゴールディング

蠅の王 (集英社文庫)

世界は戦争で、少年達は飛行機の故障で孤島に流れ着き、生活を始める。
少年の漂流記、閉鎖空間での少年集団、ていう飽きる程あるモチーフだけど、
蠅の王、これがダントツですごい。そらノーベル賞もとるわい。
人はどの時点で「大人」を獲得するのか、そもそも獲得するものなのか。
なにが大人、なにが秩序なのか。

少年の描写もすげー好み。
少年だったことがある人にしかできないかんじ。

文学は簡単な言葉で書かれてこそ。
小6が読めるくらいでしょうか。




氷河期世代(1971年-1981年生まれ)
プレッシャー世代( 1982年~1987年生まれ)
ゆとり世代(1987年4月2日以降生まれ)

ですって。どれもひどいけど、俺の1986年、ひどい。プレッシャー世代。
自分何世代なんだろう、と思って調べたらガッカリだ。
もっとインパクトのある名前にして欲しくて考えてみた。

僕らは、最後のエロ本世代だ。
僕らより年代が上の男子はエロ本一辺倒、つまり静止画の連続でローティーンを過ごし、
僕らの下の男子はネット媒体やDVDにお世話になっている。
今19歳のある若者は「最低限、動画じゃないといかがなものかと思います」と言った。
なんてこった。
僕らの世代が、彼ら異文化を繋ぐ架け橋世代となり得る。
僕らは、メディアの移り変わりの大波に翻弄されつつも、両者の長所を汲んできた。
媒体に関わらず、作品の持つ期待値に対して最大限レスポンスできる。
カフカは言った。
 「生の瓦礫のうちからのい自由がめざめ 
  かかる瓦礫のうちにのみ人間は生きることができる」

かかる瓦礫が、廃れゆくエロ本の象徴する静止画像、そして伴う想像力だ。

気づいているか
書架に勇姿をみせなくなる雑誌達の叫びに
孤独の痛さに堪え切った雑誌達の叫びに

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